24時間受付の配送会社はある?大手配送会社の受付時間を徹底比較!

2023年1月19日


企業にとって、「物流の品質」は売上や顧客満足度に直結します。何らかの原因で配送トラブルが起きた場合、その時間帯が深夜であっても対応しなければなりません。そこで把握しておきたいのが、深夜・早朝に利用できる配送会社の種類です。

今回は、大手配送会社による24時間受付の対応状況や、意外と知られていない当日発送の条件を解説します。「ハコブリッジ」のようなBtoB配送会社との違いについても触れますので、ぜひ最後までご覧ください。



24時間受付対応の配送会社はある?



ここでは、大手配配送会社3社における24時間受付の対応状況を検証します。注意点として、下記情報は2022年12月時点のものとなります。今後、各営業所の対応状況や受付時間は変更される可能性があるためご注意ください。

ヤマト運輸:24時間営業所でも当日の締切時間あり

ヤマト運輸の24時間営業所は、各地域に1~2店舗あります。新型コロナウイルス感染拡大の影響と思われますが、ここ数年で同社の24時間営業所は大幅に減りました。

ヤマト運輸においては、荷物の受付時間が24時間の営業所でも当日発送に「締め切り時間」が設けられています。締め切り時間は営業所によるものの、「当日19時以降に受付した荷物は翌日発送」となるのが一般的です。「○○ベース」など、規模の大きい営業所は締め切り時間が遅く設定されています。

ヤマト運輸の公式サイトによると、24時間営業所は各地域に満遍なく点在することがわかりますが、東京都内では品川区(23区)にある「ヤマト運輸 副都心ベース」、昭島市拝島町の「ヤマト運輸 西東京ベース」など、大型の営業所は東京都内および関東圏に集中しています。

佐川急便:24時間営業所でも当日の締切時間あり

佐川急便の24時間営業所は、2022年12月時点で全国に39店舗あります。ヤマト運輸と同じく、当日発送には締め切り時間が設けられているのが特徴で、仮に締め切り時間を超えている場合、持ち込んだ荷物は翌日以降の発送となります。

当日発送の締め切り時間は店舗ごとに異なり、公式サイトには明記されていません。最寄りの24時間営業所の締め切り時間は、営業所に直接問い合わせる必要があります。

日本郵政:24時間営業「廃止」

日本郵政は新型コロナウイルス感染症対策から、2022年4月より郵便局の24時間営業を廃止しています。以前までは、一部の営業所で深夜・早朝における荷物の発送や受け取りが可能でしたが、「コロナ禍」で対応状況が一変します。今後の見通しは不明であり、24時間受付再開の目処は立っていません。

予期せぬイレギュラーでどうしてもお届け期日に間に合わない。そんな緊急時のおすすめ配送方法は?



ヤマト運輸と佐川急便においては、24時間対応の営業所が全国各地にあります。しかし、荷物受付の締め切り時間がある以上、必ずしも当日中に発送できるとは限りません。「荷物はいつでも受け付けるけれども締め切り時間以降は翌日配送発送となる」のが実情であり、緊急時の配送には向いていません。

ビジネスでは、予期せぬイレギュラー(商品の欠品や在庫切れ)が発生し、できるだけ早く荷物を届ける必要に迫られます。この場合、通常の配送方法では、締め切り時間の関係でカバーできない可能性が高いでしょう。そこで検討したいのが、BtoB向け配送会社です。上記3社とは違い、BtoBに特化した対応力(イレギュラーにも強い)と充実したサービスが魅力です。

BtoB向け配送会社とは?

BtoB(Business to Business)向け配送会社とは、企業間取引の配送に特化した配送および専門サービスのことです。ヤマト運輸や佐川急便も法人向けサービスを用意していますが、どちらかというとBtoC(Business to Consumer)の宅配サービスとしての認知度が高いと思われます。

BtoB向け配送には、一般的な配送会社にはない特徴や強みがあります。まず挙げられるのがサービス自体への「信頼性」の高さです。ミスが許されない企業間取引を支えているだけあり、BtoB向け配送会社への信頼は厚く、リピーターも数多くいます。緊急時の代替配送手段として、すぐに利用できるよう法人会員になっている企業は少なくありません。

次に、通常の配送会社に比べて圧倒的な配送スピードを誇り、独自の法人向けオプションサービスも充実しています。どの専門業者も「BtoB向け」を謳うだけあって、サービス品質は折り紙付きです。たとえば、配送マッチングサービスである「ハコブリッジ」もBtoB向け配送会社にあたります。

BtoB向け配送会社が重宝するタイミングは、先述したイレギュラー発生時です。商品在庫を切らしたり、繁忙期における荷量増加や悪天候・道路事情により配送遅延が懸念されたりする際、BtoB向け配送会社が活躍するでしょう。緊急時のリカバリーとして、これほど頼りになるサービスはありません。

緊急時はエリア(営業所)にかかわらず、24時間受付可能なBtoB向け配送会社の利用を強くおすすめします。「本当に間に合うのか?」と不安になった場合、代替の配送方法を検討しましょう。

24時間365日受付!配送マッチングサービス「ハコブリッジ」とは?

「ハコブリッジ」とは、ビジネス便に特化した配送マッチングサービスです。WEBや電話、FAXで簡単に申し込みできるBtoB向け配送サービスであり、24時間365日、積み荷の配送を受け付けています。申し込みから成約、運行まで常駐オペレーターが丁寧にサポートしています。

「ハコブリッジ」は一般的な配送会社と違い、当日発送の締め切り時間がありません。お客様のエリアにかかわらず、24時間365日いつでも集荷・発送できるのが強みです。これにより、深夜に積み荷を持ち込んで早朝に発送……といったタイムロスを削減することが可能です。

イレギュラー発生時、配送会社側の都合によるタイムロスは大きな痛手となります。1秒でも早く荷物を届けたいなら、「ハコブリッジ」をはじめとするBtoB向け配送会社を利用するのが得策です。

そもそもなぜ、タイムロスを防ぎつつ圧倒的な配送スピードを実現できるのか。最大の理由は、「ハコブリッジ」が荷主とドライバーのマッチングサービスであることです。

「ハコブリッジ」では、ご注文から成約まで最短1分以内、平均3分以内にマッチングが成約されます。マッチング成約率は平均99%です。

極めて緊急性が高かったり、遠方(国内)への当日配送を希望したりする場合、空陸一貫型の配送マッチングサービスである「ハコJET(ハコジェット)」も有効です。「ハコJET」は、陸路での配送がメインとなる「ハコブリッジ」に航空便選択機能を加えたサービスです。陸路と空路を一括注文することで、全国当日配送を実現します

このように、「ハコブリッジ」と一般的な配送会社には明確な違いがあります。中でもエリアにかかわらず24時間発送できるのは、BtoB向け配送会社ならではの強みといえるでしょう。さらに「ハコJET」のような超スピード便も用意されており、予算や状況に応じて最適な配送方法を選択できます。



まとめ

主要な配送会社のうち、ヤマト運輸と佐川急便は24時間受付に対応しています。緊急時は24時間営業の店舗を探し、荷物を持ち込むといいでしょう。ただし、いずれの配送会社にも当日発送の締め切り時間があります。具体的な時間帯は営業所ごとに違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

配送遅延などのイレギュラー発生時は、通常の配送方法では対応できません。緊急時は「ハコブリッジ」をはじめとするビジネス便でリカバリーするのがおすすめです。詳しいサービス内容や特長、利用方法は公式サイトをご覧ください。