配送トラックのサイズとは?|車格や荷台寸法、積載量まで徹底解説!


配送トラックは、車格に応じて荷台寸法や積載量が異なります。車格は自動車の評価基準であり、配送トラックにおいては小型・中型・大型に区分されまることは、あまり知られていません。そこで今回は、配送トラックのサイズといえる車格の基礎知識を解説します。

目次
・配送トラックの種類や区分の特徴とは?
・車格ごとの特徴|荷台寸法と最大積載量の違い

配送トラックの種類や区分の特徴とは?



配送トラックには、「道路運送車両法」の保安基準にもとづいた3つの車格あります。配送トラックの種類や区分、各車格の特徴をご紹介します。

トラックの主な種類

一般的な配送トラックは、「小型トラック」「中型トラック」「大型トラック」といった3種類に分けられます。これらは車格と呼ばれ、積載量や車両総重量、車両寸法の観点から国土交通省が区分を定めます。
道路運送車両法による区分基準は、車格によりやや異なります。まず、一般的な小型トラックと中型トラックは、積載量と車両寸法の2点で区分されるのが特徴です。そして一部の中型トラックおよび大型トラックは、車両総重量により分けられます。
小型トラックとは、積載量が2~3t(トン)の配送トラックをいいます。小型とあるものの、運転には「準中型免許」が必要です。詳しくは後述しますが、小型〜中型トラックを運転できる「中型免許」とは別物です。
小型・中型・大型、いずれにも該当しないトラックを「1tトラック」あるいは「軽トラック」といいます。最大積載量は350kgと少ないものの、「普通自動車運転免許」があれば運転できる軽車両であり、これはバンタイプの軽自動車と変わりません。

準中型免許とは?
準中型免許は、2017年3月に設立された自動車運転免許の一種であり、車両総重量3.5t以上かつ7.5t未満、最大積載量2t以上かつ4.5t未満、乗車定員11未満の「準中型車」の運転が認められています。
なお、「準中型5t未満」と呼ばれる限定免許もあり、同資格においても小型トラックの運転は可能です。ただ、準中型免許に比べると運転できる車両の範囲が狭いため、後々「5t限定解除」を行うドライバーが少なくありません。これによって、準中型免許と同等の範囲の車両を運転できるようになります。

トラックメーカーによる区分とは?

道路運送車両法における保安基準とは別に、トラックメーカーが独自に設けた「標準積載量」による区分もあります。この場合、標準積載量4t程度のトラックを小型、4t以上のトラックを中型・大型と分類します。
標準積載量とは、車格ごとに定められた積載量を超えない範囲かつ、積荷装備を含めた「減トン」要因も踏まえた上で、そのトラックに積める荷物の量を指します。別名「最大積載量」であり、「車両総重量−(車両重量+乗員定員×55kg)」の計算式で算出可能で
状況により積み荷や乗車人数が変わる配送トラックは、規定の積載量通りに荷物を積むことが困難な車両です。そのため、最大積載量で車格を区分する方がトラックの種類を判別しやすくなります。
原状、配送トラックの車格は道路運送車両法における保安基準と、トラックメーカー独自の基準の2つが混在しています。前者はともかく、後者は「標準積載量が4以上かどうか」で判断するため、比較的覚えやすいでしょう。

車格ごとの特徴|荷台寸法と最大積載量の違い



配送トラックの荷台には、多彩なニーズを満たすために4~5種類のタイプが存在します。具体的には「ショートボディ」「標準ボディ」「ロングボディ」「スーパーロングボディ」「ワイドロングボディ」などの種類があり、それぞれ寸法や積載量が異なります。
ここでは、小型・中型・大型・軽トラックといった4つの車格における荷台(平ボディ)の種類や寸法、積載量の目安をご紹介します。下記の寸法および積載量は一例であるため、あくまでも目安程度に留めてください。

小型トラック


区分 荷台の長さ 荷台の幅 荷台の高さ
ショートボディ 2.5m程度 1.6m程度 3.8m程度
標準ボディ 3.1m程度 1.6m程度 3.8m程度
ロングボディ 4.3m程度 1.7m程度 3.8m程度
ワイドロングボディ 4.3m程度 2.0m程度 3.8m程度

小型トラックの場合、「3,1m(長さ)×1.6m(幅)×3.8m(高さ)」が標準ボディの荷台となります。これを基準として、よりコンパクトなショートボディ、長さおよび幅のあるロングボディ・ワイドロングボディといった、計4種類のタイプがあります。主な車格は3tおよび4t、積載量の目安は3t程度です。

中型トラック


区分 荷台の長さ 荷台の幅 荷台の高さ
ショートボディ 4.3m程度 2.0m程度 4.0m程度
標準ボディ 6.2m程度 2.1m程度 4.0m程度
ロングボディ 7.2m程度 2.1m程度 4.0m程度
スーパーロングボディ 8.2m程度 2.1m程度 4.0m程度
ワイドロングボディ 6.2m程度 2.3m程度 4.0m程度

中型トラックは、「6,2m(長さ)×2.1m(幅)×4.0m(高さ)」が標準ボディとなります。計5種類のタイプにより、さまざまな業種・用途でのニーズをカバーできるのが特徴です。
主な車格は4tであり、積載量の目安も同程度です。ただし、車両総重量が6t・7t・8tの「増トントラック」と呼ばれる種類もあります。これは中型トラックと大型トラックの中間といえるタイプですが、道路運送車両法の保安基準においては、中型に区分されます。

大型トラック


メーカー 荷台の長さ 荷台の幅 荷台の高さ
日野自動車 9.7m程度 2.5m程度 2.7m程度
いすゞ自動車 5.1m程度 2.5m程度 5.0m程度
三菱ふそう 10.0m程度 2.4m程度 4.5m程度

大型トラックの場合、規格化されたタイプの荷台はありません。ただし、メーカーごとに大型トラックの荷台寸法の目安が定められています。
上記表に、主要メーカー3社における大型トラックの荷台寸法をまとめました。「日野自動車」と「三菱ふそうトラック・バス」は荷台の長さを重視していることがわかります。特に「三菱ふそうトラック・バス」の荷台は高さもあるため、3社の内、もっとも荷台寸法の大きい車種を製造しています。
「いすゞ自動車」は荷台の高さこそあるものの、長さは2社の半分程度です。大型トラックに区分するものの、比較的コンパクトな車種が多い傾向にあります。

軽トラック

軽トラックについては、最大積載量350kg未満という条件下のもと、メーカーごとに荷台寸法が異なります。一般的には、荷台の長さは1,940mm程度、幅は1,410mm程度、高さは290mm程度です。あくまでも軽自動車であり、道路運送車両法の区分にもとづいて設計されています。

まとめ

配送トラックには複数の車格があり、最大積載量や車両総重量、車両寸法、運転に必要な免許が異なります。これから配送サービスを利用する場合は、トラックの車格に関する知識を身につけ、各車両がどのような場面・用途に適しているのか把握することが大切です。送りたい荷物に応じて最適なトラックを選択することで、配送コストを下げられるでしょう。
なお、ビジネス用途かつスピーディーに荷物を送りたい場合は、「ハコブリッジ」をはじめとする配送マッチングサービスの利用がおすすめです。「ハコブリッジ」では、配送トラックの車格や温度帯を自由に選択できます。WEBやFAX、電話などで簡単に申し込みでき、オペレーターがお客様のご要望を伺った上で、最適な車両を手配します。定期便から緊急の配送まで、荷物の配送は「ハコブリッジ」にお任せください。

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【2022年最新版】徹底比較!冷凍冷蔵宅配の配送サービス比較&当日配送の課題対策!


昨今、コロナの影響もあり自宅での食を楽しむ傾向が定着したため、冷蔵や冷凍で調理要らずの食事をお届けするサービスが増えてきています。
ネットで簡単・便利に注文ができることから、一人暮らしから主婦層まで食卓の強い味方となっています。そこで、今回は宅配サービスを提供する配送企業を徹底比較したいと思います。
 

目次

■知っておきたい配送会社別の特徴
・ヤマト運輸株式会社(クール宅急便)
・佐川急便株式会社(飛脚クール便)
・日本郵政(チルドゆうパック)
・西濃運輸(カンガルーチルド便)

■まとめ① どこが一番安い?
・80サイズの場合
・100サイズの場合

■まとめ② 配送スピードの違いや課題は?

 

知っておきたい配送会社別の特徴 (各社ホームページより 2022/7現在)

ヤマト運輸(クロネコヤマト)



クロネコヤマトとして有名な、ヤマト運輸。配送業を軸に、幅広く地域に密着したサービスを展開しています。
ヤマト運輸はサイズや用途によって豊富な配送方法が選べるので、商品にあった満足度の高い配送ができます。特に「クール宅急便」は冷凍帯・冷蔵帯の2種類が選べ、最大3日さきまでのお届け日を指定できます。また、産地直送の顧客管理システム機能の提供など配送以外のサービスも提供ができる魅力の多い配送業者です。

クール宅急便の特徴
・関東~関西の場合  


サイズ 3辺合計 重量 料金 クール 合計
60 60㎝ 2kg 1,040円 +220円 1,260円
80 80㎝ 5㎏ 1,260円 +220円 1,480円
100 100㎝ 10㎏ 1,500円 +330円 1,830円
120 120㎝ 15㎏ 1,720円 +660円 2,380円

クール宅急便は受付日から最短翌日~3日先までの指定配達日が選択できます。受付サイズは最大で120サイズとなり、140サイズ以上、15㎏以上の商品は受付ができませんので、そのため、サイズ、重量を加味した出荷を行わなくていけないため、小分け商品や少ない量の出荷には向いているでしょう。

佐川急便株式会社



佐川急便の宅配事業では、飛脚宅配便というサービスを展開しています。
冷蔵・冷凍品を送るための「飛脚クール便」は最大4つのサイズの受付が可能で、最大140サイズまで対応できることが飛脚クール便の魅力となります。また、各営業所内の冷蔵・冷凍施設以外にもニチレイのクールセンターを活用することで、温度管理を徹底しています。

飛脚クール便の特徴 
・関東~関西の場合  


サイズ 3辺合計 重量 料金 クール 合計
60 60㎝ 2kg 880円 +275円 1,155円
80 80㎝ 5㎏ 1,155円 +330円 1,485円
100 100㎝ 10㎏ 1,496円 +440円 1,936円
140 140㎝ 30㎏ 1,958円 +715円 2,673円

飛脚クール便はヤマト運輸同様に受付日から最短翌日~3日先までの指定配達日が選択できます。また、お取り扱いサイズ、重量が他社と比べて幅広く選択ができるサービスが特徴です。そのため、ヤマト運輸のクール宅急便と比べて1回に送れる量が増えるため、大口の食数や多品目をお送りする際に便利でしょう。

日本郵政



ゆうパックでおなじみの日本郵便の宅配サービス。
宅配業者の中でもっとも営業所の数が多く、荷物の持ち込みや営業所止めも行いやすい宅配業者です。冷蔵品配達の「チルドゆうパック」など、さまざまなサービスを展しているが、冷凍帯の温度帯は個人向けには行っていなく、法人契約先となっている。

ゆうパックの特徴
・関東~関西の場合


サイズ 3辺合計 重量 料金 クール 合計
60 60㎝ 25㎏以下 970円 +225円 1,195円
80 80㎝ 25㎏以下 1,200円 +360円 1,560円
100 100㎝ 25㎏以下 1,440円 +675円 2,115円
120 120㎝ 25㎏以下 1,690円 +675円 2,365円
140 140㎝ 25㎏以下 1,950円 +1,330円 3,280円
150 150㎝ 25㎏以下 2,160円 +2,100円 4,260円

ゆうパック冷蔵(チルド)帯のみ提供しているため、冷凍帯の取扱が無い分、サイズ毎の重量制限ではなく、一律した重量制限としたサービス提供していることから、小さくて重い荷物を送るのに向いています。

西濃運輸



西濃運輸はカンガルーチルド便という宅急便サービスを行っています。
冷蔵・冷凍帯の2種類を対応していますが、全てのネットワークは日本郵政を使用していることから冷蔵冷凍設備の都合上、取扱ができない地域もあります。

カンガルーチルド便
・関東~関西の場合 (冷蔵)


サイズ 3辺合計 重量 料金 クール 合計
60 60㎝ 25㎏以下 900円 +970円 1,870円
80 80㎝ 25㎏以下 1,140円 +400円 1,540円
100 100㎝ 25㎏以下 1,390円 +740円 2,130円
120 120㎝ 25㎏以下 1,630円 +740円 2,370円

カンガルーチルド便は生鮮食料や工業製品や医薬品、化粧品などの輸送にも幅広い用途で対応してるが、サービス開始には事前の契約が必要となるため、基本的は法人契約となるでしょう。

まとめ①(どこが一番安いか??)

・80サイズでは

NO 企業名 重量 料金 クール 合計 備考
1 ヤマト運輸 5㎏ 1,260円 +220円 1,480円
2 佐川急便 5㎏ 1,155円 +330円 1,485円
3 西濃運輸 25kg以下 1,140円 +400円 1,540円 冷蔵のみ
4 日本郵政 25㎏以下 1,440円 +675円 2,115円 冷蔵のみ
 
・100サイズでは

NO 企業名 重量 料金 クール 合計 備考
1 ヤマト運輸 10㎏ 1,500円 +330円 1,830円
2 佐川急便 5㎏ 1,496円 +440円 1,936円
3 日本郵政 25㎏以下 1,440円 +675円 2,115円 冷蔵のみ
4 西濃運輸 25kg以下 1,390円 +740円 2,130円 冷蔵のみ

まとめ② 配送スピードの違いや課題は?(当日配送の課題)

今回は各社比較したところ、料金、取扱重量については企業により差はありますが、配達のリードタイムは【翌日から翌々日】と横並びのサービスの様ですし、受付営業時間の課題もありそうです。

その様な中、株式会社ルーフィが展開するマッチングサービスの【ハコブリッジ】は、受付当日中に全国各地へ陸送便と航空便を活用して、近隣から全国まで【当日配送】サービスを可能としています。

食材などの温度管理商材に対応するために、航空便では日本航空(JAL)様と連携 して専用コンテナや専用BOXを完備し、マッチングサービスでは国内初となる「冷蔵・冷凍帯」にも対応した空陸一貫配送を実現しています。
例えば、地方で朝収穫された生鮮品を昼には都内の販売店へお届け、「朝どれ産品をその日に店頭で販売」する支援を提供しています。また、鮮度管理の理由から、都心に出ることの無い鮮魚なども、簡単に当日中に全国へ輸送することも可能となりました。



物流業界の2024年問題に対する課題解決策について


<目次>
1.2024年問題とは
2.荷主企業に求められること
3.事業構造を再構築するためには
4.ハコブリッジが解決する2024年問題


信頼できる配送業者の選び方ポイント5選

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そこで今回は、安心して荷物を任せることのできる配送業者の選び方ご紹介いたします。



緊急配送サービスの中でも冷凍・冷蔵配送に対応したサービス6選


日々変動する企業の活動の中では、当日中に荷物を送らなければならない、早朝や夜遅くに発送することになったなど、予期せぬイレギュラーが多々発生します。そんな企業の「困った」に応えるのが緊急配送サービスです。今回は、そんな緊急配送サービスの中でも食品など鮮度を重視し、冷凍・冷蔵配送に対応したデリバリーサービスを6つ紹介します。


食品配送(冷凍・冷蔵)における定期便・ルート便の活用で広がるビジネスチャンス


配送は大きく分けて定期配送(ルート配送)とスポット配送とで分けることができます。今回はその中でも食品配送(冷凍・冷蔵)における定期配送(ルート配送)にスポットを当て、活用することで解決できるビジネス課題を具体的に解説します。定期配送(ルート配送)ならではのメリットをしっかり把握して配送業務改善に役立てましょう。


【2022年版】航空便配送(航空貨物輸送)サービス6種類を紹介!当日・緊急・遠距離だけでなくコストメリットも


航空便を活用することで速く荷物を届けられるということはイメージしやすいですが、それだけではないメリットもたくさんあります。物流業務を見直すことが課題改善のみならず、ビジネスに置ける強みを伸ばすことにも繋がるケースがあります。今回は、航空便活用のメリットを詳しく解説する他、国内配送における航空配送と陸上輸送を連携したサービスを6種類紹介します。ぜひ最後までご覧ください。


進化する空陸一貫配送サービス『ハコJET(ハコジェット)』の立ち上げから今後の展望


ハコJET(ハコジェット)サービス開始から最初の受注は・・・

2020年12月1日、「ハコブリッジ」に航空便選択機能を搭載した空陸一貫型配送マッチングサービスに進化したワンストップサービス「ハコJET」をリリースしました。私たちは過去の傾向より昼過ぎの注文を予測していたのですが、19時過ぎに普段は陸送(トラック配送)のご注文を頂く荷主様から電話による問合せが入りました。


ハコJET(ハコジェット)にかける我々の想い~空陸一貫型配送マッチングシステム~

2020年12月にリリースしたハコJET(ハコジェット)

2020年12月にリリースしたハコJET(ハコジェット)


2020年12月にリリースした空陸連携一貫型配送マッチングシステム「ハコJET(ハコジェット)」。日本航空株式会社(以下、JAL)様との共同プロジェクトでしたが、実質10カ月という非常に短い期間でリリースできました。コロナ禍の中、いかにしてこのサービスが生まれたのか、ハコJETリリースの裏側を紹介します。