物流業界の2024年問題に対する課題解決策について


働き方改革関連法の施行により、物流業界では「2024年問題」への対応が急務となっています。労働条件・労働環境の改善は喜ばしい一方、トラックドライバー(運転者)不足といった深刻な影響もあるのが実情です。

そこで今回は、物流業界における2024年問題に向けて、荷物を運んでほしい荷主企業はどのような視点で対策にあたればよいのか、クリアすべき課題や解決策について解説します。

1. 2024年問題とは

「2024年問題」とは、2024年4月からドライバーの時間外労働時間上限が960時間に制限され、働き方改革関連法が物流業界でも義務付けられることを指します。

     働き方改革関連法によってドライバーの時間外労働の上限規制について



                              引用:厚生労働省HP

これまで「自動車運転の義務(ドライバー)」「建設事業」「医師」「研究開発者」には、特例として時間外労働時間の上限が設けられておらず猶予期間が与えられていたのですが、その猶予が2024年4月に認められなくなります。物流は典型的な労働集約型産業なので、ドライバーの労働時間が減少すれば人材不足も重なり、「運びたい荷物が運べない」ことが発生し、今までにないコストUPに伴い利益を圧迫することとなります。

働き方改革関連法案の策定背景

働き方改革関連法の策定背景には、私たちの「労働」を取り巻く問題やニーズの変化があります。たとえば、長時間労働。日本では高度経済成長期、そしてバブル期において、長時間労働奨励の風潮が高まりました。以降、労働者の過労死が社会問題化したのは周知の事実です。日本政府はこの問題に対処するため、働き方改革関連法に「時間外労働時間の上限」や「時間外労働の割増賃金引上げ」を行います。

また、近年は仕事と育児を両立したり、雇用形態にかかわらない待遇を要求したりする人が増えました。「働き手のニーズの多様化」により、企業側は労働環境の整備に力を入れています。

当然、物流業界も例に漏れません。長時間労働の是正を理由に、トラックドライバーに時間外労働の上限規制が設けられました。労働環境は着実に改善される一方、ドライバー不足や個人の収入減少が懸念されます。また一部企業においては、過度な人件費の増加や、物流システムの抜本的な改革が必要とされます。2024年問題の本質を捉えた上で、対策・解決に取り組まなければなりません。

2. 荷主企業に求められること

トラック輸送ドライバーの時間外労働時間が年間960時間を超えないように、運送会社は管理をしなければいけません。それと共に、運送会社に配送委託する「荷主」も法対応を意識する必要があります。

2019年の「改正貨物自動車運送事業法」で、「荷主勧告制度」の運用が開始されたことで、運送会社の法令違反に、荷主企業の関与がある場合には調査や社名が公表される制度が施行されました。ドライバーの長時間労働(過労運転)に繋がるような依頼(指示)をすると、勧告の対象になる可能性があります。

つまり、この制度のポイントは、荷主企業もドライバーの労働時間のルール(改善基準告示)を、把握・理解しておかなければいけないとうことです。
「依頼しただけで、実際の運行は知らない」ということは通用しなくなっています。



                              引用:厚生労働省HP

3. 事業構造を再構築するためには

そのため、委託している配送実態や倉庫業務実態について把握し、「時間」に影響する要素がないか、全て確認することが重要です。

例えば、これまでの物流は効率化を図るために拠点を集約してきて、配送距離が長くなってきた背景があります。しかし前述の通り、「2024年問題」ではドライバー労働時間の拘束が制限されます。それにより、従来の長距離配送・長時間労働が困難になるため、下記のような「物流」の見直しが必要となってきます

  1. 長距離配送を削減するため、集約型物流拠点の分散化や輸送モードを見直す
  2. 労働時間の課題に対して、既存配送コースを見直す
  3. 荷主に対して、リードタイムの延長を交渉する、など

そこで、1点目の輸送モードの見直しについて、陸送以外の各輸送方法におけるメリット/デメリットをまとめてみました。

①船舶輸送を活用した場合(船便)



船舶輸送のメリットは、船で運ぶため大量輸送が可能です。大きさの制限や重量制限がトラック輸送や空輸と比べより多くの容量を運ぶことができ、輸送費が安価となります。また、車両ごと乗船する場合は海上時間にもよりますが、ドライバーの休息時間が確保できます。一方でデメリットは、リードタイムが長く、輸送に掛かる時間が長いことや天候による影響がでる場合もあります。

②貨物鉄道を活用した場合(鉄道)



鉄道のメリットは、大量輸送と定時輸送が可能です。また、気候の影響を受けづらいことや、環境にも優しく輸送単位当たりのCO₂排出量がトラックの約13分の1と、様々な輸送機関の中で環境負荷が最も少ない輸送手段です。一方でデメリットは、予め鉄道のスケジュールに合わせるため、リードタイムが長くなり、鮮度が高い商品や冷凍/冷蔵の温度帯の商品の輸送には不向きとなります。

船舶輸送ほどではないですが、トラック輸送と比較すると、やはり輸送に時間がかかってしまうのが鉄道輸送の特徴です。ただし天候や事故のリスクは低く、「決められた時間までに荷物を届ける」という側面においては、非常に優れた輸送手段となりますが、最終的にはラスト1マイルのために貨物駅で車両に積み替える必要があります。

③空輸を活用した場合(空便)



空輸のメリットはとにかく「早く」目的地まで輸送ができることです。商品寿命が短い農産物や鮮魚、季節物などの輸送に優れています。そのため、船舶や鉄道とは違い、リードタイムが最短当日中の納期ができるため、納期のコントロールが荷主主導でできます。また、空輸は船舶と比べると輸送中の揺れが少なく、輸送中の貨物破損が少ないことや、空港セキュリティーが高いことから貨物盗難や異物混入の心配がほとんどありません。一方でデメリットとしては輸送コストが船舶や鉄道と比べ3~5倍のコストがかかります。更に出発空港までの配送と到着空港からの配送の陸送手配も必要になってきます。

空輸は商品の品質確保という安全面で大きな優位性があるだけではなく、リードタイムを比較的柔軟に対応ができることから出荷から納期までを荷主がコントロールできることが利点となり、現状の出荷方法を大幅に見直す必要はなく、逆に出荷のタイミングを遅らせることで在庫の効率化を図ることができるという特徴があります。

4. 2024年問題における主要配送会社の対応

ここで、国内大手の配送会社である「ヤマト運輸」と「佐川急便」の取り組みをご紹介します。両社は2024年問題をどのような形でカバーするのでしょうか。

ヤマト運輸

ヤマト運輸では2024年問題の対応策として、再配達抑制施策や安定稼働施策、自社空便の導入を決めました。基本的には荷主に「お願い」する形で、環境整備に力を入れる方針です。

特筆すべきは、フレイターと呼ばれる貨物専用の航空機の導入でしょう。これまで長距離輸送はトラックが担いましたが、ドライバーの時間外労働の上限規制により、対応が難しくなりました。その部分を空便でカバーすることで、従来の輸送力を維持できます。

今後は、トラックだけに頼る物流は難しくなるでしょう。ヤマト運輸のように、航空便の活用がポイントと考えられます。

佐川急便

佐川急便では2023年4月より、「飛脚宅配便」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅急便」の運賃を最大10%値上げします。運賃の改定でサービス品質の維持および向上を図る姿勢です。

また、同年2月から「飛脚貨物便」を鉄道輸送に切り替えました。長距離区間の輸送に鉄道、荷送人・荷受人間の輸送にはトラックを併用することで、物流の効率化、そして2024年問題への対応を行います。

ハコブリッジが解決する2024年問題

2024年問題は事実上、「モノ」を扱うすべての企業に影響します。その本質を理解し、早急に備えることが大切です。ここでは、2024年問題対策の一環として、ハコブリッジ・ハコJETがおすすめの理由を解説します。

地場配送やスポット配送には「ハコブリッジ」

ハコブリッジは、「今すぐ荷物を運びたい」や「●●時までにお荷物を届けたい」などのスポット配送便と「1日便・1時間だけの配送」などの定期便を冷凍・冷蔵・常温の3温度帯でご提供しています。受付はいつでも(=24時間365日)、ご注文はどれからでも(=WEB・電話・メール・FAX)可能です。荷物の量や大きさにあわせてトラックサイズを選択できることや、GPSによりトラックの位置を追跡できるのも便利なサービスの一つです。

ハコブリッジの配送料金は、「距離制料金」と「時間制料金」の2種類のサービスに分かれているため、お客様の利用用途に合わせて選択ができます。特に2024年問題の対策としては、トラックを4時間・6時間・8時間チャーターできる時間制料金が有効とも考えられます。

2024年問題の課題の一つとして挙げられるのは、トラックドライバーに時間外労働の上限規制が設けられたことです。何も対策しない場合、上限規制によって自社の物流は停止するでしょう。ハコブリッジは必要な時間だけトラックをチャーターできるため、定期配送などの「空白」を埋めるのに役立ちます。

ハコブリッジでは、リードタイムや配送距離によって陸送・空輸など、お選びいただけます。もちろん、冷蔵配送や冷凍配送にも対応。常駐オペレーターより最適な組み合わせの提案が受けられるため、配送コストを抑えやすいのが魅力です。



長距離輸送には空輸を取り入れた「ハコJET(ハコジェット)」



日本航空(JAL)様と業務提携を締結し、2020年12月に空陸一貫配送マッチングサービス「ハコJET(ハコジェット)」を開始しました。このことにより、「発地側の車両手配」、「空輸手配」、「着地側の車両手配」の3つを個別に手配することなく、一気通貫で依頼することが可能となりました。また、食材などの温度管理商材に対応するためにJAL様と連携して専用コンテナや専用BOXを完備し、マッチングサービスでは国内初となる「冷蔵・冷凍帯」にも対応しています。

直近実績では、地方で朝収穫された生鮮品を昼には都内の販売店へお届け、「朝どれ産品をその日に店頭で販売」を実現しています。また、鮮度管理の理由から、都心に出ることの無い鮮魚なども、簡単に当日中に全国へ輸送することも可能となりました。

この様に、ハコJETでは「全国当日配送」が可能となっています。ご依頼の数量によっては超スピード=高単価ではなく、陸送よりも安価になることも多く、産直品ECサイト事業者様や自治体様よりふるさと納税返礼品の配送などのご相談も承っています



まとめ

2024年問題の影響を受ける企業は計りしれません。その実態を理解し、できるだけ早く対策しましょう。おすすめはやはり、時間料金制で費用対効果の高いハコブリッジです。地場配送・スポット配送にはハコブリッジ、長距離配送にはハコJETと、荷物に合わせて使いわけましょう。まずはお問い合わせください。



ハコブリッジで配送品質と配送コストの課題を改善!


主な取り扱い商品について教えてください。


冷凍商品・冷蔵商品・ドライ商品について配送をお願いしております。
・冷凍商品 :チーズケーキ・冷凍洋菓子など
・チルド商品:プリン
・ドライ商品:催事備品・焼き菓子など

ハコブリッジ利用前に抱えていた課題を教えてください。

・配送品質に課題
他社様で配送依頼をした際、プリンが崩れているなど商品の破損がありました。
商品であるプリン自体が崩れている場合は保証の対象外であり、せっかく作った商品が販売できずロスにつながってしまいました。

・コスト面に課題
取扱商品の出荷は、温度帯毎に商品を梱包する必要があるため、アイテム数が少ない場合でも各温度帯毎に梱包する必要があります。そのため、取扱数量が増えることでコスト高となっていました。

・配達時間に課題
冷蔵商品は鮮度や消費期限などが短いことから製造した当日配送が希望でしたが 他社サービスでは当日配送ができませんでした。

ハコブリッジを利用することで得られた効果はありますか?

・輸送コストダウン
大手運送会社の運賃計算は梱包箱数×単価となるため、梱包箱数が増えることで割高になっていました。しかし、ハコブリッジでは1車両チャーター便となることから箱サイズ・箱数量にとらわれず、エリアに応じてコスト削減につながりました。

・作業負荷削減
温度帯別に必ず少量でも箱梱包が必要となるため、従業員が出荷準備に時間を割かなければならない状況の中、ハコブリッジを利用することで箱梱包は必須ではなく、温度帯別に容器に入れておくだけで荷渡しが可能となり、箱詰め作業負荷の削減につながりました。

ハコブリッジのスポット便を活用することで箱サイズの制限がなくなり、労働時間が短縮でき、人件費削減が実現につながり、今まで1箱ごとに伝票発行していましたが、その手間も省けるようになりました。

また、今まで1箱ごとに伝票発行していたが、その手間も省けるようになりました。

ハコブリッジを継続利用している決め手は何ですか?

・営業担当者のレスポンスの速さ・相談しやすく・提案してもらえる点です。
・ドライバーの品質が高いと感じました。
 具体的には私たちがお客様へ届ける商品のことも考えてもらえる点です。



BOTTEGA BLU.様 
インタビューにお答えいただき
ありがとうございました。

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BOTTEGA BLU.様のHPはこちらから


24時間受付の配送会社はある?大手配送会社の受付時間を徹底比較!


企業にとって、「物流の品質」は売上や顧客満足度に直結します。何らかの原因で配送トラブルが起きた場合、その時間帯が深夜であっても対応しなければなりません。そこで把握しておきたいのが、深夜・早朝に利用できる配送会社の種類です。

今回は、大手配送会社による24時間受付の対応状況や、意外と知られていない当日発送の条件を解説します。「ハコブリッジ」のようなBtoB配送会社との違いについても触れますので、ぜひ最後までご覧ください。



24時間受付対応の配送会社はある?



ここでは、大手配配送会社3社における24時間受付の対応状況を検証します。注意点として、下記情報は2022年12月時点のものとなります。今後、各営業所の対応状況や受付時間は変更される可能性があるためご注意ください。

ヤマト運輸:24時間営業所でも当日の締切時間あり

ヤマト運輸の24時間営業所は、各地域に1~2店舗あります。新型コロナウイルス感染拡大の影響と思われますが、ここ数年で同社の24時間営業所は大幅に減りました。

ヤマト運輸においては、荷物の受付時間が24時間の営業所でも当日発送に「締め切り時間」が設けられています。締め切り時間は営業所によるものの、「当日19時以降に受付した荷物は翌日発送」となるのが一般的です。「○○ベース」など、規模の大きい営業所は締め切り時間が遅く設定されています。

ヤマト運輸の公式サイトによると、24時間営業所は各地域に満遍なく点在することがわかりますが、東京都内では品川区(23区)にある「ヤマト運輸 副都心ベース」、昭島市拝島町の「ヤマト運輸 西東京ベース」など、大型の営業所は東京都内および関東圏に集中しています。

佐川急便:24時間営業所でも当日の締切時間あり

佐川急便の24時間営業所は、2022年12月時点で全国に39店舗あります。ヤマト運輸と同じく、当日発送には締め切り時間が設けられているのが特徴で、仮に締め切り時間を超えている場合、持ち込んだ荷物は翌日以降の発送となります。

当日発送の締め切り時間は店舗ごとに異なり、公式サイトには明記されていません。最寄りの24時間営業所の締め切り時間は、営業所に直接問い合わせる必要があります。

日本郵政:24時間営業「廃止」

日本郵政は新型コロナウイルス感染症対策から、2022年4月より郵便局の24時間営業を廃止しています。以前までは、一部の営業所で深夜・早朝における荷物の発送や受け取りが可能でしたが、「コロナ禍」で対応状況が一変します。今後の見通しは不明であり、24時間受付再開の目処は立っていません。

予期せぬイレギュラーでどうしてもお届け期日に間に合わない。そんな緊急時のおすすめ配送方法は?



ヤマト運輸と佐川急便においては、24時間対応の営業所が全国各地にあります。しかし、荷物受付の締め切り時間がある以上、必ずしも当日中に発送できるとは限りません。「荷物はいつでも受け付けるけれども締め切り時間以降は翌日配送発送となる」のが実情であり、緊急時の配送には向いていません。

ビジネスでは、予期せぬイレギュラー(商品の欠品や在庫切れ)が発生し、できるだけ早く荷物を届ける必要に迫られます。この場合、通常の配送方法では、締め切り時間の関係でカバーできない可能性が高いでしょう。そこで検討したいのが、BtoB向け配送会社です。上記3社とは違い、BtoBに特化した対応力(イレギュラーにも強い)と充実したサービスが魅力です。

BtoB向け配送会社とは?

BtoB(Business to Business)向け配送会社とは、企業間取引の配送に特化した配送および専門サービスのことです。ヤマト運輸や佐川急便も法人向けサービスを用意していますが、どちらかというとBtoC(Business to Consumer)の宅配サービスとしての認知度が高いと思われます。

BtoB向け配送には、一般的な配送会社にはない特徴や強みがあります。まず挙げられるのがサービス自体への「信頼性」の高さです。ミスが許されない企業間取引を支えているだけあり、BtoB向け配送会社への信頼は厚く、リピーターも数多くいます。緊急時の代替配送手段として、すぐに利用できるよう法人会員になっている企業は少なくありません。

次に、通常の配送会社に比べて圧倒的な配送スピードを誇り、独自の法人向けオプションサービスも充実しています。どの専門業者も「BtoB向け」を謳うだけあって、サービス品質は折り紙付きです。たとえば、配送マッチングサービスである「ハコブリッジ」もBtoB向け配送会社にあたります。

BtoB向け配送会社が重宝するタイミングは、先述したイレギュラー発生時です。商品在庫を切らしたり、繁忙期における荷量増加や悪天候・道路事情により配送遅延が懸念されたりする際、BtoB向け配送会社が活躍するでしょう。緊急時のリカバリーとして、これほど頼りになるサービスはありません。

緊急時はエリア(営業所)にかかわらず、24時間受付可能なBtoB向け配送会社の利用を強くおすすめします。「本当に間に合うのか?」と不安になった場合、代替の配送方法を検討しましょう。

24時間365日受付!配送マッチングサービス「ハコブリッジ」とは?

「ハコブリッジ」とは、ビジネス便に特化した配送マッチングサービスです。WEBや電話、FAXで簡単に申し込みできるBtoB向け配送サービスであり、24時間365日、積み荷の配送を受け付けています。申し込みから成約、運行まで常駐オペレーターが丁寧にサポートしています。

「ハコブリッジ」は一般的な配送会社と違い、当日発送の締め切り時間がありません。お客様のエリアにかかわらず、24時間365日いつでも集荷・発送できるのが強みです。これにより、深夜に積み荷を持ち込んで早朝に発送……といったタイムロスを削減することが可能です。

イレギュラー発生時、配送会社側の都合によるタイムロスは大きな痛手となります。1秒でも早く荷物を届けたいなら、「ハコブリッジ」をはじめとするBtoB向け配送会社を利用するのが得策です。

そもそもなぜ、タイムロスを防ぎつつ圧倒的な配送スピードを実現できるのか。最大の理由は、「ハコブリッジ」が荷主とドライバーのマッチングサービスであることです。

「ハコブリッジ」では、ご注文から成約まで最短1分以内、平均3分以内にマッチングが成約されます。マッチング成約率は平均99%です。

極めて緊急性が高かったり、遠方(国内)への当日配送を希望したりする場合、空陸一貫型の配送マッチングサービスである「ハコJET(ハコジェット)」も有効です。「ハコJET」は、陸路での配送がメインとなる「ハコブリッジ」に航空便選択機能を加えたサービスです。陸路と空路を一括注文することで、全国当日配送を実現します

このように、「ハコブリッジ」と一般的な配送会社には明確な違いがあります。中でもエリアにかかわらず24時間発送できるのは、BtoB向け配送会社ならではの強みといえるでしょう。さらに「ハコJET」のような超スピード便も用意されており、予算や状況に応じて最適な配送方法を選択できます。



まとめ

主要な配送会社のうち、ヤマト運輸と佐川急便は24時間受付に対応しています。緊急時は24時間営業の店舗を探し、荷物を持ち込むといいでしょう。ただし、いずれの配送会社にも当日発送の締め切り時間があります。具体的な時間帯は営業所ごとに違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

配送遅延などのイレギュラー発生時は、通常の配送方法では対応できません。緊急時は「ハコブリッジ」をはじめとするビジネス便でリカバリーするのがおすすめです。詳しいサービス内容や特長、利用方法は公式サイトをご覧ください。



年末年始のお得な即日配送はハコブリッジにお任せ!


クリスマスやお正月が近づく年末年始。年末年始は道路事情、天候や車両不足などの影響により、1年間でもっとも配送遅延が生じやすい時期です。その一方、配送遅延は自社のビジネスに影響を与えるほか、顧客の信用失墜に繋がるリスクがあります。商品・サービスを扱う企業として、絶対に回避しなければなりません。
そこで今回は、年末年始における配送遅延問題の基礎知識や、事前に担当者がやるべきこと、遅延発生時のリカバリー方法をご紹介します。きたる年末に向け、どのような「備え」が必要なのかを把握しておきましょう。

目次

1 年末年始の配送遅延問題とは?
2 配送遅延発生!担当者がやるべきことは?
3 繁忙期割増がかからない⁈お得な配送マッチングサービス「ハコブリッジとは?」
4 配送遅延のリカバリーに最適!ハコブリッジの全国当日配送「ハコJET」とは?
5 まとめ

1 年末年始の配送遅延問題とは?



大手配送会社は年末が近づくにつれ、「年末年始の配送対応に関するお知らせ」を出すのが恒例となっています。具体的な内容は各会社ごとに異なりますが、特定期間における荷物の発送に「配達指定日」の設定を呼びかけたり、「年始は○○日以降の配達になる」と告知したりするのが一般的です。
年末年始は元より、取り扱い荷物の量が増えるほか、雪による悪天候や交通渋滞などの影響もあり、配送遅延が起きやすい時期です。とりわけクリスマスや正月においては、「想定以上の受注量により在庫切れを起こしている」「肝心の商品が届かない」といったトラブルが全国的に多発。売り物が届かないことによる機会損失、大切なお客様の信用失墜は、企業として絶対に回避すべき事柄です。
いずれにしても企業の担当者は、年末年始の配送トラブルは「起こるもの」と考えるべきでしょう。対岸の火事ではなく、自社の事業においても発生する可能性があります。その対策方法はシンプルで、メインの配送方法とは別に、リカバリーを用意しておくことです。後述する「ハコブリッジ」をはじめ、BtoB向け配送業者のリストアップや利用方法の確認、ユーザー登録を済ませておきましょう。

2 配送遅延発生!担当者がやるべきことは?

万が一、配送トラブルが発生した際は「遅延状況の把握」と「予備の配送業者への切り替え」を行います。ここでいう予備の配送業者とは、リカバリー的に備えているBtoB向け配送業者を指します。
まず、配送遅延の発生および遅延状況を自社のWEBサイトに記載したり、メールなどで直接連絡したりします。エリア・地域ごとに何日の遅延が生じるのか、お客様にどのような対応を取ってもらいたいのかなど、簡潔にまとめしょう。
配送遅延には典型的なパターンがあります。たとえば、大雪や地震などの自然災害、各地の催しによる交通規制なども、配送遅延の要因です。年末年始の場合、もっとも多いのは降雪による交通麻痺でしょう。とりわけ首都圏は注意が必要であり、年末の大雪で首都高などに交通規制がかかり、渋滞が発生しやすくなります。
もう1つ、「荷物量の増加」も配送遅延の典型的なパターンです。年末年始は毎年、クリスマスや正月に関連する荷物が増えます。クリスマスケーキ、おせちなどの食品、お歳暮が代表的です。ただ、配送業者側は荷物量の増加をあらかじめ予想して動いています。実際に荷物量を起因として、配送車両が不足して配送遅延が起きた事例は少なくありません。
いずれにしても、事故・天候悪化などで交通麻痺が起こり、配送遅延が起こる可能性はあります。緊急時は「ハコブリッジ」をはじめとするBtoB向けの配送業者を利用し、リカバリーしましょう。加えて、ルーフィでは、超長距離の当日配送を実現した専門サービスを別途提供しています。

3 繁忙期割増金がかからない!?お得な配送マッチングサービス「ハコブリッジとは?」

「ハコブリッジ」とは、BtoB配送に特化した配送マッチングサービスです。WEB・電話・FAXで注文でき、お客様より送信された注文内容をもとに最適なトラックをマッチングします。複数の温度帯や車格(軽車両から大型車両まで)を選択できるほか、注文時に資料をデータとして添付することで、ドライバーに細かい指示を出せるのも特長です。
「ハコブリッジ」は最短1分以内のスピード手配を実現するサービスです。集荷は最短30分、配車実績99%を誇ります。配送状況をリアルタイムで車両位置情報(GPS)や配送ステータスがWEBやメールで確認できます。また、常駐オペレーターによるサポートサービスにより、注文から配送完了までのバックアップも万全です。
また、一般的な配送業者のほとんどが、年末年始に繁忙期割増金の設定を行っています。つまり、年末年始は平時に比べて配送遅延のリスクだけではなく配送コストも高騰する時期といえます。しかし、「ハコブリッジ」ならば24時間365日、年末年始も含めて規定料金での配送が可能ですので繁忙期割増金がかからず、年末年始などの緊急配送においても、コストを抑えられるというメリットもあります。

4 配送遅延のリカバリーに最適!ハコブリッジの全国当日配送「ハコJET」とは?



「ハコブリッジ」では、空陸一貫型配送マッチングサービス「ハコJET(ハコジェット)」を利用できます。3温度帯に対応するBtoB向け配送サービスであり、空路と陸路の配送を一括注文することで、超長距離の当日配送を可能にします。
そもそも「ハコJET」は、配送マッチングサービス「ハコブリッジ」に空路の選択機能を含めた新しいサービスです。最適な航空便が自動的に表示される手軽さに加え、配送時間短縮・配送コスト削減・販路拡大といったメリットがあり、空陸一貫での超スピード配送で、配送遅延をリカバリーできます。
また、常温・チルド・冷凍の3温度帯に対応しているのが特長です。年末年始の場合、クリスマスケーキやおせち、食品などのお歳暮を適切な温度で梱包・配送します。遠方への配送のため空路を利用しますが、必要なドライアイスも「ハコブリッジ」側が用意することができるため便利です。
「ハコJET」は国内初となる「コンテナ予約」サービスを提供しています。空路を活用した当日配送に加え、一度に大量の荷物を全温度帯で配送できる魅力があります。クリスマスケーキなどの冷蔵・冷凍が必要な荷物は、「ハコJET専用保冷コンテナ」での輸送となります。さらに「ハコJET」は24時間365日、規定料金での当日配送が可能です。年末年始などの超長距離かつ当日配送をリーズナブルな料金で利用できるのは、他サービスにはない利点であり、魅力といえます。
なお、「ハコJET」は「ハコブリッジ」の会員であれば、すぐに利用可能です。会員登録は無料。年末年始の配送遅延対策として、緊急時に利用できるよう備えておくことをおすすめします。とりわけクリスマスケーキやおせちなど、季節物かつ冷凍・冷蔵での配送が必要なものは、当日配送便の利用を強くおすすめします。



5 まとめ

年末年始の配送遅延リスクをゼロにすることはできません。企業の担当者は、配送遅延を念頭に起きつつ、配送業者を選ぶ必要があります。特に重要なのは、リカバリーです。緊急車両の「ハコブリッジ」や空陸一貫サービス「ハコJET」など、緊急時は予備の配送業者に切り替えられるよう、あらかじめ準備し年末年始における配送遅延対策に備えましょう。
「ハコブリッジ」に会員登録(無料)しておけば、空陸一貫型配送マッチングサービスの「ハコJET」は、も利用できるため、事前にサービス内容を確認し、会員登録を済ませておきましょう。詳しくは「ハコブリッジ」のサービス紹介ページをご覧ください。



配送トラックのサイズとは?|車格や荷台寸法、積載量まで徹底解説!


配送トラックは、車格に応じて荷台寸法や積載量が異なります。車格は自動車の評価基準であり、配送トラックにおいては小型・中型・大型に区分されまることは、あまり知られていません。そこで今回は、配送トラックのサイズといえる車格の基礎知識を解説します。


FOOD STYLE JAPAN2022出展のご案内


FOOD STYLE JAPAN2022は日本中の食を全国にもっと!世界の食を日本にもっと!をコンセプトに開催される国内最大級の外食・中食・小売り業界を網羅する食の展示会です。

今回ハコブリッジでは日本全国を繋ぐ食品物流に特化したサービスを展示いたします。
感染症拡大防止対策ガイドラインにそって出展いたしますので、是非ご来場お待ちしております。

会 場 :東京ビックサイト 東1・2ホール
日 時 :2022年9月28(水)・29(木)
     10:00~17:00
小間番号:2F-14

▶▶▶来場事前登録はこちらをクリック

空陸一貫マッチング配送『ハコJET(ハコジェト)』経由便も選択可能に!


ルーフィと日本航空(JAL)が提供している、陸路と空路の配送を一括手配が可能な「ハコJET(ハコジェット)」は、従来のサービスでは直行便のみの輸送となっておりましたが、新たに「経由便の選択」が可能となりました。

その結果、超長距離輸送(全国配送)を当日中に実現する機会が拡大し、陸送のみの配送では不可能なタイムスケジュールでも「ハコJET(ハコジェット)」は対応可能に!

            詳しいサービス内容についてお問い合わせはこちらから



時間制料金サービスの導入について

今までのハコブリッジは「距離制料金」サービスのみの提供となっていましたがこの度、拘束時間をベースとした時間制料金サービスを導入いたしました。
これにより、昨今の通販・宅配市場の拡大により配送にお困りの荷主様や今後直面するドライバーの労働時間の問題など、様々なニーズにお応えできる様にサービスを拡大していきます。

時間制料金



区分 冷凍・チルド ドライ
4時間チャーター
走行30㎞まで
13,800円
(3,450円/h)
11,800円
(2,950円/h)
6時間チャーター
走行50㎞まで
19,800円
(3,300円/h)
16,500円
(2,750円/h)
8時間チャーター
走行80㎞まで
23,600円
(2,950円/h)
21,200円
(2,650円/h)

         
             詳しいサービス内容についてお問い合わせはこちらから



【2025年最新版】徹底比較!冷凍冷蔵宅配の配送サービス比較&当日配送の課題対策!

【2025年最新版】徹底比較!冷凍冷蔵宅配の配送サービス比較&当日配送の課題対策!

昨今、コロナの影響もあり自宅での食を楽しむ傾向が定着したため、冷蔵や冷凍で調理要らずの食事をお届けするサービスが増えてきています。
ネットで簡単・便利に注文ができることから、一人暮らしから主婦層まで食卓の強い味方となっています。そこで、今回は宅配サービスを提供する配送企業を徹底比較したいと思います。
 


物流業界の2024年問題に対する課題解決策について


<目次>
1.2024年問題とは
2.荷主企業に求められること
3.事業構造を再構築するためには
4.ハコブリッジが解決する2024年問題